実力テスト(表面処理)
表面処理に関する課題です
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選択問題
ジャンル 問題文 参考図 解答
表面処理 めっきを行う場合、下処理は不要である  
表面処理 めっきの前処理としてのアルカリ洗浄は、油による汚れを除去するのに有効である  
表面処理 高周波焼入れは、鋼材の中心部から表面までを同じように硬化させる熱処理方法である  
表面処理 すずめっきは屋内では耐食性を示すが、水に濡れるような環境での耐食性に乏しい。  
表面処理 金属製品の表面を酸で洗ってもさびは落ちない  
表面処理 表面処理の目的は、装飾(着色)と防食(防錆)の2つに分けられる  
表面処理 鉄鋼を酸洗いや電気めっきする時には水素が発生する。その際に水素原子または水素イオンが鉄鋼組成中に吸収され、経示的に鉄鋼が硬化することを水素脆性という  
表面処理 複合熱処理とは、より高い性能を得るため、単一の熱処理ではなく高周波焼入れと他の種類の焼入れを組み合わせたものをいいます  
表面処理 サブゼロ処理は、焼き入れしたものを、ドライアイスや液体窒素を使って、すぐに急冷する処理を行い、残留マルテンサイトをオーステナイト化するものである  
表面処理 別名セメンテーションまたは金属浸透法と呼ばれ、主として鉄鋼材料の表面に目的に応じた金属を高温で拡散浸透させて皮膜をつくる処理を拡散浸透法という
表面処理 窒化とは、鋼の表面に窒素(N)を拡散させて硬化させる表面処理で、処理温度が500℃程度と低いため寸法変化や歪が少ない特徴がある
表面処理 表面処理に用いられるベーキングとは、めっき後に加熱処理することにより被めっき部材に水素を取り込む処理である
表面処理 球やローラが転動する面において、フッ化低温クロム処理と無電解ニッケルめっきを比較すると、どちらも防錆能力が優れているが、無電解ニッケルめっきは耐久性に問題がある
表面処理 浸炭処理とは、鋼の表面に炭素を染み込ませて高炭素化した後、焼入れをして表面を硬くする技術であり、高炭素鋼に適用するのが一般的である
表面処理 冷間加工によって生じたひずみを除去し、組織を軟化させて展延性を向上させる熱処理を「焼なまし」あるいは「焼鈍(しょうどん)」という
表面処理 犠牲防食とは、亜鉛めっき部品に傷が発生し、素地の鉄が露出した場合でも、傷の周囲の亜鉛が鉄より先に溶け出して電気化学的に保護して素地の鉄を腐食させない作用をいう
表面処理 鉄板に溶融亜鉛めっきを施したものをブリキ、鉄板に溶融すずめっきを施したものをトタンと呼ぶ
表面処理 工具や金型に施される表面処理技術において、母材の表面で化学反応を起こさせて、蒸着物質を合成・成膜させる加工をPVD(Physical Vapor Deposition)という
表面処理 ねじなどのように、ワークが小さく多量で引っ掛けてめっきを行うにはあまりにも非効率な場合に、容器に入れてめっき槽の中で回転させてめっきを行う手法をバレルめっきという
表面処理 防錆効果を与えるために、亜鉛めっきした金属をクロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液に浸漬し、金属表面に皮膜をつくることを窒化という
表面処理 表面硬度がHRCで表される場合、ハンマーの反発高さで評価する
表面処理 亜鉛めっきは、前処理としてクロメート処理がなされる    
表面処理 鋼を焼き戻しする目的は、鋼を硬化することである    
表面処理 無電解めっきの特徴は、電気めっきのように素地上で不均一な電流分布がないため、めっきの厚みは形状に依存せず、均一になるため寸法精度が要求される部品に適する    

選択問題
ジャンル 問題文 選択肢 解答
表面処理 鋼の表面硬化法について、誤っているものはどれか  浸炭は材料の表層部に炭素を拡散浸透させ表面の炭素量を高めて硬化させるものであり、低炭素鋼に適用される
 窒化は処理温度が低いためひずみが少ない。窒化層は浸炭層に比べて浅いが硬くて耐磨耗性がある
 高周波焼入れは周波数を変更することによって焼き入れ深さを調節することができ、加熱後徐冷して焼き入れる
ニ 火炎焼入れは酸素-アセチレンガス炎を用いて加熱後急冷して焼入れをする。硬化層は1〜5mmである
表面処理 アルミの耐食性を向上させる化成処理で、アルミ素材にクロメート皮膜を施す処理は次のうちどれか  CVD(化学的気相成長法)
 PVD(物理的気相成長法)
 アロジン処理
ニ パーカライジング
表面処理  鋼にめっきを施した場合、めっき層にピンホール(孔)があった場合、鋼が侵食されないのは、次のうちどれか  亜鉛
 ニッケル
 
ニ クロム
表面処理 浸炭処理の方法についてについて、正しいものは次のうちどれか  素材表面層に炭素を拡散浸透させる。処理温度は850 〜950 ℃処理後焼き入れを行う。
 素材表面を酸素−燃料炎によって急熱−急冷して焼き入れる
 素材表面層に窒素を拡散浸透させる。処理温度は475 〜580 ℃。処理前に熱処理と機械加工が行える。
 硫酸やしゅう酸などの電解液中で素材を陽極として電解し、素材表面に酸化膜を形成する。
表面処理 表面処理において、六価クロメートと比較して、三価クロメートの特徴として、誤っているものは次のうちどれか  処理施設・処理工程は六価に近いため、生産移行は比較的簡単である
 2005年の現状では薬品代が高く、少しコストアップになる
 色調が六価のように金色に近づけることができない
ニ 一般的には六価クロムに比べ耐食性が弱い
表面処理 Ep-Fe/Cu 20, Ni 25b, Cr 0.1r/:Aのように表される表面処理記号において、最後に表している」の意味するものは次のうちどれか  腐食性の強い屋外
 通常の屋外
 湿気の高い屋内
ニ 通常の屋内
表面処理 鉄鋼に加熱処理を行い、所要の性質や状態を付与する処理で誤っているのはどれか  焼き入れ・・・硬くする
 焼きなまし・・・さらに硬くする
 焼き戻し・・・やわらかくする
ニ 焼きならし・・・強くする
表面処理 殆んどの金属、非金属にめっきが可能で、主に機能を重視した工業的用途に使われ、プラスチックめっきの下地用として不可欠な表面処理は次のうちどれか。  電気めっき
 無電解めっき
 真空めっき(PVD,CVD)
ニ 溶融めっき
表面処理 炭素量0.3%以上の炭素鋼に表面熱処理を行う場合、最も不適切な熱処理は次のうちどれか イ 浸炭焼入れ
ロ 高周波焼入れ
ハ 炎焼入れ
ニ 窒化
表面処理 表面処理方法において、乾式改質法に分類されるものは次のうちどれか イ 電気めっき
ロ 無電解めっき
ハ 化学処理法(黒染めなど)
ニ 物理的蒸着法(PVD)
表面処理 次に示す熱処理のうち、炭素鋼やステンレス鋼に適用でき、潤滑性に優れるものはどれか イ ガス窒化
ロ 浸硫窒化
ハ 浸炭窒化
ニ 浸炭焼入
表面処理 クロムメッキなどの表面に発生する微細な穴を多数持った状態をなんというか イ ビロード状
ロ マイクロポーラス
ハ マイクロクラック
二 クラックフリー
表面処理 鋼材表面の錆を落とした後、一時的な防錆を目的とした塗装をなんというか? イ ブラスト処理
ロ ケレン処理
ハ プライマー処理
二 タッチアップ
表面処理 アンモニアガスと浸炭性ガスを加えて、アンモニアガスの分解によって生じた窒素を鋼に拡散させて硬化層を得るもので、耐摩耗性や耐食性の向上を目的とした安価な表面処理をなんというか イ 浸炭
ロ 高周波焼入れ
ハ ガス軟窒化
二 セラミックコート
表面処理 鉄素地に亜鉛メッキを施す場合の表面処理記号は新旧の記号が存在する。次に示す記号のうち、3つは同じ処理を示しており、意味の異なるものはどれか イ MFZnV-C
ロ MFZn8-C
ハ Ep-Fe/Zn8/CM2
ニ Ep-Fe/Zn8/CM3
表面処理 時効に伴う残留オーステナイトを強制的にマルテンサイト化するために、ドライアイスまたは液体窒素で冷却することをなんとういうか イ サブゼロ処理
ロ 低温焼き戻し
ハ 低温焼なまし
二 調質
表面処理 無電解ニッケルの特徴として誤っているものは、次のうちどれか イ 均一な膜厚を得ることができる
ロ 複雑な形状の部品にも適する
ハ 通電しない分、治具の構造が複雑になる
二 硬度をあげることができる
表面処理 金属材料に施す窒化材料において、一般的にタフトライドと呼ばれる窒化処理は、次のうちどれか イ ガス窒化
ロ 塩浴軟窒化
ハ イオン窒化
二 浸硫窒化
表面処理 表面を硬化させる熱処理の分類で、化学的表面硬化法に分類されるのは、次のうちどれか イ 高周波焼入れ
ロ 窒化
ハ 浸炭焼入れ
二 レーザー焼入れ
表面処理 錆の発生を促進する条件として最も不適切なものは、次のうちどれか イ 鉄の表面が粗い場合
ロ 繊維質など吸湿性の異物が付着した場合
ハ 鉄に触れる空気の温度が上昇したとき
二 結露がある場合
表面処理 めっきの後処理の種類を表す記号で、有色クロメート処理の記号は、次のうちどれか イ HB
ロ CL
ハ CM1
二 CM2
表面処理 腐食に強く衛生的であるため一般的な缶詰の内側に使用される表面処理は、次のうちどれか イ スズめっき    
ロ 電気亜鉛めっき
ハ 溶融亜鉛めっき
二 クロムめっき
表面処理 物質を高温にして蒸発させ、対象物の表面上にその物質の薄い固体被膜を蒸着する方法は、次のうちどれか イ BVD    
ロ CVD
ハ PVD
二 UVD


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