四国八十八か所 歩き遍路の旅 |
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50歳の節目に四国八十八か所 歩き遍路のために鳴門へ。 3日間だけ時間を取って、12番 焼山寺を目指す旅のスタート! 鳴門駅前のホテル アド・イン鳴門 部屋から沈む夕日を望む。いつものように大風呂付のホテルを選択 |
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8時過ぎの電車に乗るつもりが早起きしてしまったので、40分早い7時30分発の電車に乗る。 1番札所の近くの坂東駅に向かうため、まずは乗り換えるために池谷駅へ・・ 電車の中には、すでに白装束に金剛棒を持った若い女の子が・・ 東京から高速バスで来たばかりで、9日間だけ歩いて回る予定とのこと。(タフ!) |
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早く乗った分だけ早く着くと信じていたが、いつまでたっても電車が来る気配がない・・ スマホで時刻表を調べると40分待ち・・ 早起きして早く乗った分がパー((+_+)) |
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駅前のタクシーの運転手に坂東駅まで歩けるかと尋ねると20分くらいでいけると。 道を教えてもらい、歩き遍路も始まっていないのにいきなり歩くことに・・ しかも、20分では到着できず、30分かかって坂東駅に到着。 坂東駅から1番札所「霊山寺」を目指す。 |
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9時前に霊山寺に到着。 寺の横にある店で、必要なものを買いそろえる。 和袈裟 @2625 白上着 @2100 経本 @525 |
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1番 霊山寺 ここから歩き遍路のスタート。 |
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9:30 1番霊山寺 発 天気もそこそこで、まずは順調な滑り出し。 途中、少し横道にはずれてドイツ村の捕虜収容所跡を見る。 |
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2番 極楽寺に到着 本堂までは長い階段を上らないといけない。 階段の下には長命杉。 |
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10:30 2番 極楽寺 発 歩き遍路の道は駐車場横の細い道を進み、畑の中を進む。 |
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3番 金泉寺に到着 歩き遍路の道が裏から寺に入るため、最後に表にある仁王門をくぐる。 |
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11:40 3番 金泉寺 発 寺を出て5分ほどにある「はながき」でうどん定食をいただく。 やっぱ、四国のうどんはうまい!! この旅初めて、はながきのおばちゃんに、おせんべいの接待を受ける。 |
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4番 大日寺に到着 はながきを出るころには雨が降ってきて、上下合羽を着ての歩き遍路。 まさか初日から合羽を着るとは予想外。 13:50 大日寺 発 |
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5番 地蔵寺に到着 土砂降りの中、坂道を下り、寺の隣にある五百羅漢も見学 14:50 5番 地蔵寺 発 |
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16:20 6番 安楽寺 着 途中で遍路道をはぐれてしまい、スマホのマップで現在地を確認しながらなんとかたどり着く。 16:40 安楽寺の宿坊にチェックイン(@6500) 18;00 夕食(団体客はビールで宴会状態) 19:00 お勤め(お経、説法のあと、本堂の奥にある施設をお参り) この宿坊は、温泉の大風呂があり、朝のお勤めがない代わりに19時にお勤めがある。 筋肉痛の体にせんべい布団と2重苦であまり眠れず・・ |
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6:30 朝食 7:00 6番 安楽寺 発 昨日とうって変わって、快晴! 寺の前には弘法大師様の像がある。 |
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7番 十楽寺 着 7:40 7番 十楽寺 発 |
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8番 熊谷寺 着 9:00 8番 熊谷寺 発 |
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9番 法輪寺 着 9:50 9番 法輪寺 発 法輪寺を出てしばらく歩いていると、バイクに乗ったおばちゃんから甘納豆の接待を受ける。 遍路道の途中には、無料でお茶を接待してくれる場所もある。 |
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9番 法輪寺を出たあたりから、東京から来た81歳の岡山さんと一緒に歩く。 話をしているうちに、亡くなった父と同じような仕事をしていることがわかり、もしかしたら父と知り合いかもしれないとのことで、以降、親切にしてもらう。 10番 切幡寺 着 11:15 10番 切幡寺 発 |
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切幡寺は階段が多いので、岡山さんは荷物を麓の店に預けて上る。 81歳とはいえ、私と同じスピードで歩くのには敬服。 |
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岡山さんの勧めで、11番に向かう途中にある「八幡」でうどんを一緒に食べる。 | |||
吉野川近くの大きな中州を歩く歩く・・ | |||
今日は時間に余裕があるため、岡山さんと分かれて歩き遍路を中断し、以前から訪れたかった「学駅」に向かう。 歩き遍路道の吉野川の堤防からすぐ近くにある「阿波川島駅」へ向かうのに、道を尋ねた女子高生が自転車を押して一緒に行ってあげると。 20分くらい話をしながら駅まで案内をしてもらう。 「阿波川島駅」から電車で1駅。 誕生日記念の切符を購入。 |
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15:45 11番 藤井寺 着 藤井寺に向かう途中から、昨夜宿坊で隣で食事をした青森・八戸から来たお母さんと一緒になり、2日目の宿、民宿・吉野まで一緒させてもらった。 夕食時に岡山さんを含め8名で、いろいろと情報交換。 八戸のお母さんは、ゴールデンウィークころを目途に、行けるところまで行くとのこと。 確かに青森からでは何度も来れないわ・・ |
今日でいったん帰宅するため、予定は12番 焼山寺のみ。 しかし、遍路ころがしと呼ばれる山道を2山超えるため、遅い人で8時間、普通で6時間かかる。 藤井寺本堂横の山道からスタートする。 6:00 朝食 6:30 吉野発(昼食のおにぎりを作ってもらう) 6:40 11番 藤井寺 発 |
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右上の写真が遍路ころがしという急な坂。 晴れていたからいいものの、雨が降ってたらかなり慎重に歩かないと滑って転がる危険性大! |
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3時間ほど歩いて、やっと集落が眼下に見える。 ちょうど、このタイミングで12番 焼山寺から来た人とすれ違い、「吉野から来たのか?めちゃくちゃ早いな〜」と感心される。 さすがに疲労こんぱいで、焼山寺からここまでどのくらいかかったかと聞くと、1時間とのことで、ホッとする。ただし、集落を超えたら上り坂になるから1時間では無理とのこと・・ 9:55 集落着 集落の先の上りの山道は、やっぱりハードだった。。 |
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帰りのコミュニティーバスが13時過ぎにあるので、ほとんど休憩もとらずに歩くこと4時間。 やっと焼山寺の下につく・・ 汗でびっしょり。。 |
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10:45 12番 焼山寺 着 バスの時間には十分余裕があり、吉野で作ってもらった大きなおにぎり2個をほおばり、休憩。 |
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11:45 焼山寺 発 鍋岩にあるバス停に向かうが、寺から早く歩いても1時間かかる。 12:30 鍋岩のコミュニティバスのバス停に到着。 時間に余裕があり、次回のスタートをここまで来るのも面倒という思いもあり、もう少し下にある徳島バスのバス停を目指すことに。 店のおばさんに聞くと歩いて40分ほどでいけるとのこと。 (この時点では余裕をかましていた・・) |
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徳島バスのバス停は、自動車道を下って行けば有ったのだが、途中で遍路道があり、疑うこともなく遍路道に入ったのが運のつき・・ バス停とは全く違う方向に進んでおり、山道を登れど登れど舗装路に突き当たらず、おかしいなと気が付いたころには1時間以上が過ぎ、徳島バスの出発時間に・・ 2時間ほど歩いて人里でバス停のことを聞くと、一山向こう側だと・・(ショック!) 仕方ないので13番までどのくらいかかるかと聞くと4時間はかかると・・(ダブルショック!!) かなりハードな山道を登ってきたので戻るに戻れず、意を決して13番を目指すことに。 帰りの高速バスの予約を電話でして、その時間に間に合うよう先を進むことに。 |
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後半は、鮎喰川(あくいがわ)沿いをひたすら歩く歩く・・ 無人販売所で八朔が5個100円で売っていたため、お土産に買うも、リュックが重くなってきつかった・・ |
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15:55分 徳島市入り | |
4時間かかると言われたところを2時間くらいで行けないかと、休憩もとらずに歩くも、平坦な道ばかりでは差が出ることもなく、3時間かかってやっと路線バスの時間5分前。 このバスを逃すと1時間まちのうえ、高速バスにも間に合わなかった(*_*; 16:35 大日寺 着 路線バスの時間が5分後のため、お参りもできず、寺の前のバス停から徳島駅へ・・ 徳島駅で降りた後は、筋肉痛でがに股でしか歩けない状態・・ ぎりぎり高速バスの出発時間に間に合う・・ この3日間で歩き遍路の厳しさを体験できた旅であった。 しかし、遍路道や宿坊・民宿で一緒になる遍路さんとの交流は、大変貴重な経験になる。 次回は、13番 大日寺がスタート! |
徳島駅前に昼前に着き、昼食をとったのちに路線バスで約30分、13番寺の大日寺に。 昨年春に訪れたときは時間オーバーでお参りできなかったため、改めてお遍路スタート。 |
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大日寺横の脇道から14番寺常楽寺を目指す。 青空が広がり、気持ちのいい冬空。 翌日は天気が荒れて、徳島北部が大雪に見舞われ、三好の集落が数日にわたって孤立する騒ぎに・・ |
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鮎喰川から12番寺方面を望む。 | ||
ほどなく、常楽寺へ到着。 | ||
すぐ近くにある15番寺国分寺へ・・ | ||
寒い季節ということもあり、自動車でお遍路をしている方が多い。 | ||
国道を歩きながら16番観音寺へ・・ | ||
本日最後の17番寺井戸時に向かう。 途中、JRの線路を越えて北進。 |
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3時頃に井戸時に到着。 井戸寺の由来である井戸を発見 |
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この後、徳島駅前までが、本日の予定で、すぐに駅前まで着くのかと思っていたら、予想外に遠く、約2時間かかって駅前へ・・ 国道沿いを、ひたすら歩き、薄暗くなるころに駅前に着く。 |
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半年振り、GWを利用して徳島打ちを完了させるため、4日間時間を取る。 GWのため、サラリーマンの歩き遍路さんも多かった。 まずは、徳島駅前のサンルート徳島を7時前に出発して18番恩山寺を目指す。 街中を歩くため、遍路道はなく、方向だけ合わせて55号線にぶつかるよう適当に道を進んでいく。 |
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2時間ほどで恩山寺に到着。 時折、小雨に降られたが、ほとんど濡れることなく到着。 |
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恩山寺を出てすぐに竹やぶの遍路道に入る。 | ||
立江寺に到着寸前で、通り雨に会い、上下の合羽を着て歩く。 | ||
19番立江寺をお参りして、本日は20番鶴林寺の登山道手前にある金子屋という民宿を目指す。 途中、雨が振ったりやんだりで合羽を脱ぐことができない・・ 2時半に宿に到着。 久しぶりに歩いたので足が重く、明日の登山に備えて宿でゆっくりと休息することに・・ |
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遍路2日目。 通常であれば、20番鶴林寺から22番平等寺までで、平等寺近くの民宿に泊まるのだが、GWで満室で泊まる場所が無いため、さらにその先の田井の浜の民宿を目指す。 そのため、民宿の朝食はキャンセルし、前日におにぎり4個を作ってもらい、朝5時におにぎり2個を食べてから出発。 |
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まだ足が慣れておらず、足が重くてなかなか前へ進まない・・ 1時間ちょっとで鶴林寺に到着。 |
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20番鶴林寺から21番大龍寺に向かうが、一山超えるため、下りのあとに上りが控えている。 雨がひどくならないうちに遍路ころがしを急いで通り抜ける。 |
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10時半頃に21番大龍寺に到着。 ロープウェイがあるくらいの山なので、すでに疲労困ぱいで足を前に出すのがやっとの状態・・ |
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宿までの距離が遠いため、ゆっくりと休む暇もなく22番平等寺を目指す。 | ||
11時半頃に座れる場所があったので、昨夜作ってもらった残りのおにぎり2個を食べる。 朝5時から、おにぎり4個で12時間みっちりと歩くことになる(>_<) |
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3時前に22番平等寺に到着。 | ||
本日のお参りはクリアできたが、ここから海岸まで、まだまだ歩かねばならない・・ 幸いほとんどが舗装路なので、精神的なダメージは無いが、それでも長い距離が残っている・・ |
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由岐に着くも田井の浜まであと一息・・ | ||
夕方の5時半に、やっと民宿・樹園に到着。 浜で取れた小ぶりの伊勢海老なども出て、豪華な夕食。 宿の看板犬が人懐っこくてかわいい!! |
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遍路3日目。朝7時に出発。 本日は十数キロ先にある23番薬王寺のみ。 薬王寺で徳島のお寺はお終いだが、高知県まではまだまだ距離がある。 そのため、薬王寺の先にある鯖大師という宿坊を目指す。 |
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途中、遍路道とは関係ない「えびす洞」があったので、少し寄り道。 | ||
再び、23番を目指して、海岸沿いを歩く歩く・・ | ||
川の向こうに薬王寺を発見! 9時過ぎに到着。 |
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ポニーのいる場所にレストランがあったが、時間が11時半。 国道沿いなので、もう少し歩いてもなにか店屋があるだろうと判断したのが運のつき・・ 2時間以上歩いても店がない・・ 2時くらいにラーメン屋を見つけ、なんとか昼ごはんにありつく。 |
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なんとか4時頃に鯖大師に到着。 夜のお勤めがあるため、絶対遅れるなとくぎを刺されていたが、なんとか5時までに間に合った・・ 鯖大師に入る国道沿いに、有名な大福屋がある。 残念ながら、4時の時点で売り切れており、食べることができず。 また、目の前にはJRの鯖瀬駅がある。 |
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夜は護摩行。 朝は説法と大変貴重な体験ができた。 |
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遍路4日目。7時に出発 本日は徳島県と高知県を結ぶ阿佐海岸鉄道阿佐東線の終点である甲浦(かんのうら)駅を目指す。 電車はこの駅が終点で、この先、室戸岬を越え高知市内まで電車はない・・ |
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宍喰はサーファーたちがいっぱい。 ホテルにある温泉に入りたかったが、11時から開くとのことで諦める・・ |
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11時頃に、やっと高知県に入る。 国道を外れ、甲浦駅を目指すために村の中を通り抜ける。 |
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ちょうどお昼時であったが、村には食堂がなく、唯一のスーパーでパンとコーヒーを買い、駅に向かう。 12時少し前に駅に到着。 |
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海部駅でJRに乗り換え。 | ||
牟岐駅で特急に乗り換え、一路徳島駅へ・・ |
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