四国八十八か所 歩き遍路の旅 |
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高松の仕事のついでに観音寺から、前回始めた宇多津駅まで3日で歩くことに。 | |
銭形砂絵を見ると金運アップらしく、高額当選の出た有名な宝くじ売り場の前を通る。 砂絵を見る前のため、買わずに通り過ぎる・・ |
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駅から歩いて15分ほど、財田川を渡ると小高い森の中に神恵院と観音寺がある。 | |
神恵院と観音寺は、真横に隣接している。 下の写真が神恵院の本堂と大師堂 さらに下の写真が観音寺の本堂と大師堂 |
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観音寺から歩いて5分ほどのところに展望台があり、銭形砂絵が望める。 | |
琴弾公園は松原で有名らしい。 | |
宿に向かう前に琴弾八幡宮があり、お参りすることに。 | |
宿の手前にあった「世界のコイン館」 | |
銭形砂絵を間近に見るも、よくわからず・・ | |
夏は海水浴客でにぎわいそうな砂浜。 今回宿泊した琴弾荘。 大浴場があるも温泉ではなく残念(>_<) |
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観音寺から善通寺まで6つの寺があり、距離も少ないのでのんびりと歩く。 | ||
弥谷寺を目指して県道を歩いているとうどん屋が見えて、10時頃にもかかわらず軽く一杯。 冷かけ小で税込100円! ねぎと生姜をたっぷりかけて腹ごしらえ^^ |
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11時頃にお遍路休憩所に着くとボランティアの方がいろいろとお接待。 月2回の日曜日は、お接待当番が決まっているみたい。 1時間前にうどんを食べたばかりなのに、あれよあれよという間にうどんが出て来て・・ がんばって食べました〜(*´Д`) |
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弥谷寺に到着。 階段をひたすら登って行く・・ |
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弥谷寺の目の前に天然温泉の施設があったため、入浴〜 お風呂に30分ほど入っただけなのに、入場料1500円はツライ・・(+o+) |
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弥谷寺から曼荼羅寺に行く途中の道にはたくさんの池があり、どこにも亀がいっぱい! しかも、近づくと素早い動きで池に飛び込んで逃げる! |
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曼荼羅寺と出釈迦寺に到着 | ||
うどん県のためこの時期は小麦畑が多い。 | ||
甲山寺に到着。 | ||
のんびり歩いて、4時半前に善通寺に到着。 大きな境内で、遍路道が中途半端な場所から境内に入ったため、本堂を探してウロウロ・・ 五重塔の近くに本堂がある。 |
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善通寺のホテルを出るときから雨・・・ 宇多津駅までの半日で2つの寺にお参りするため、7時40分にホテルを出る。 |
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善通寺の駅前は開けているので、遍路シールを見つけることなく、スマホで方向を確認しながら9時頃に到着。 | |
金倉寺前から通し遍路で東京から来た68歳の方と一緒に歩く。 遍路シールを探しながら10時過ぎに道隆寺に到着。 |
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道隆寺から宇多津駅までの約2時間弱の道のり。 途中に丸亀城があり少し寄り道。 |
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天守閣。 入場したかったが、レインウェアを脱ぐのが面倒くさくて断念・・(>_<) |
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宇多津駅方向。 正面の背の高いタワーの手前が宇多津駅。。 |
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善通寺方面 | |
丸亀城を出て、土器川を渡って20分ほどで宇多津駅に着く。 |
ホテルから歩いて約15分。 宇多津駅からお参りをスタートする。 前回80番札所 国分寺はお参りしているので、前回スタートしたJR国分駅までにある2つのお寺をお参りすることに。 時間的に余裕があるので、今回はゆっくりと朝9時にスタート。 一昨日の蒸し暑さはどこえやら・・空気が冷たくて気持ちよく歩ける。 |
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看板やお遍路シールを頼りに郷照寺を目指す。 途中の街並みで、5円玉を使って虎やお城を作った飾り物を展示していた。 |
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宇多津駅から20分ほどで郷照寺に到着。 小高い丘にあり、大師堂から瀬戸大橋が見える。 |
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郷照寺を後にして、村の中の道を進む。 | ||
JRが四国に入って、高松方面と善通寺方面に分岐するあたりの高架下を通る。 | ||
宇多津町から坂出市に入る。 アーケード商店街を抜けると坂出駅前に出る。 |
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線路わきの細い路地を歩いていると、「國津大明神」「遺跡天王城跡」の看板が見える。 この先100mとあったので、見学してみることに。 草の茂った山道を登ると國津大明神のお社発見。 |
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天王城跡を探すも、人の畑にたどり着いたので、どれが城跡かわからずじまい・・ 石垣のようなものが途中にあったので、これかも。。 |
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天皇寺のすぐ手前に、清水の看板を発見。 |
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すぐ横を見てみると、有名な八十場のところてんの店がある。 お昼前だが、冷たいところてんをからし醤油で食べる。 |
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店の横には湧水がザーザー言いながら流れている。 触ってみると冷たくて、顔を洗ってリフレッシュ! |
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ところてんの店からすぐに天皇寺がある。 |
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本日のミッション終了。 次の国分寺のすぐ手前にあるJR国分駅を目指す。 約2時間かけて国分駅に到着。 |
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愛媛よりも先に仕事の依頼があり決まっていた高松に来たため、1日だけだが歩き遍路をすることに。 朝の高松中央商店街のドーム広場を抜け、JR高松駅を7時54分に出発し、国分駅に8時11分着。 |
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駅からすぐ近くにある80番国分寺。 8時17分着。 私の遍路の旅は、雨になることが多いが、この季節はカンカン照りより小雨が降っている方が涼しくて歩きやすい。 |
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8時55分発。 今回はガイドブックを忘れ、電柱やガードレールに貼ってある遍路シールだけを頼りに歩くことに・・ |
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山道を上る上る・・・ 気が付くと、駅のあたりが眼下に見える。 |
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やっと山道を抜けると、しばらく舗装路を下っていく。 左手に自衛隊の演習場があり、時折、柵が見える。 |
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再び山道に入ると、自衛隊演習場宿舎の横をすり抜けていく。 | |||
「下乗」とは、どんな高貴な人でも、ここで馬を降り、歩いて参拝しなさいという目印のこと。 | |||
下乗から先に進むと、まさに遍路ころがしと呼ばれる、岩場の急坂・・ 雨に濡れていて、気を抜くと滑って転がる危険性大! 慎重に慎重に足を掛ける場所を選びながら下っていく。 |
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81番白峰寺に到着。 | |||
11時10分 白峰寺発。 途中まで先ほど歩いてきた山道を逆に進むが、延々と山道を歩くので、だんだん心が折れそうになる・・ そんな時、ところどころに、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」や「同行二人(どうぎょうににん)=いつも弘法大師様が一緒に巡礼しているという意味」などの札があり、力をもらう。 |
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長い山道をやっと抜けて舗装路に出る。 12時15分、ちょうど良いタイミングでお食事処があり、冷たいうどんを頼む・・・っが、 その前に、こらえきれずにビールを注文! この店を逃したら、他に店はなく、昼食抜きになるところであった・・ 歩き遍路の場合、一つ店を逃すと命とりになるので、無理してでも食事は食べた方がよいと悟る。 |
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あと一息で根香寺(ねごろじ)。 | |||
82番根香寺に到着。 山門をくぐると、気の遠くなるような階段が・・・((+_+)) |
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13時25分発。 | |||
もう一か所お参りしたいところだったが、翌日に仕事があるため本日の予定終了。 83番へ向かう途中に通り過ぎるJRの駅に向かって山を下る。 瀬戸内の海が見えて、とてもきれい。 |
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時折、遍路道で山道に入るも、薄暗く狭くて結構怖い・・ | |||
たまにあるのが、遍路シールの方向が逆に示してあったり、石碑の矢印とシールの向きが逆になっていることがあり、どちらを選択すればいいのか迷ってしまう・・ この場合、どちらでも問題ないのであろうが、歩き遍路用のシールを信じることにしている。 |
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14時45分 鬼無駅(きなしえき)着。30分以上電車を待ち、高松駅に戻る。 今回も無事にお参りすることができた。 |
昨年に続き、かがわ産業振興財団の仕事で高松に。 昨年の続きで、ローカル線に乗って鬼無駅にGO! 今年は、あと2回、高松に来ることになる。 相変わらず高松駅前は綺麗で、瀬戸内海側では食のイベントが催されていた。 |
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82番根来寺で終了し、83番一宮寺に行く途中にある鬼無駅。 昨年は鬼無駅で中断したため、鬼無駅からの再スタート! 駅の南側に廻り、一宮に向けて歩き出すこと5分、むこうからお遍路さんが来たので、まずは挨拶。 逆回り(逆うち)で歩いているとのことでした。 |
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民家を改装したお遍路さん向けの休憩所。 歩きだして数十分しかたってないけど、ありがたく休憩させてもらう。 冷たいお茶と梅干をいただく。 |
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ひたすら田舎道を歩く。 今回は、全て舗装路を歩くので、ひざに負担がかかり、歩き始めてすぐに膝に違和感を覚える・・ 途中、金麦畑に遭遇。 |
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途中、遍路シールを見失い、迷いながらも2時間ほど歩いて、一宮寺に到着。 | ||
一宮寺から84番屋島寺に向かう道が高松駅前を通るため、本日は高松駅前で終了。 一宮寺からホテルに帰る道すがら、またお遍路の休憩所を発見! 冷たいジュースが冷蔵庫に冷やしてあったので、1本頂き休憩。 |
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昨年、観光した栗林公園前を通って、ホテルに無事到着。 すでに膝が痛くて、サポーターを買おうかどうか悩む・・ 薬局が見つからず、ホテルの大浴場でマッサージして明日に備える。 |
ホテルでの朝食が朝6時半からなので、仕方なく遅めの7時過ぎに出発。 日曜なので、通勤時間帯でも車の数は少ない。 ひたすら国道11号を、琴電の線路に沿う形で歩く歩く。 |
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新川を渡っていると、琴電が通過中。 この先の屋島ロイヤルホテルを左に曲がって、屋島寺まで上り坂が続く。 |
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散歩がてらに屋島寺までロープウェイで上り、下りは歩いている人が多くすれ違う。 かなりの急坂を1時間以上上って、やっとこさ屋島寺に到着。 |
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展望台に出て初めて、源平屋島合戦の場所と知る。 次の85番八栗寺は、写真左に見える山の中腹にある。 あそこまで歩くのかと考えただけで、心が折れそうになる・・(>_<) |
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この先が、遍路ころがしと呼ばれる急坂を下る。 しかも、道は悪いし、ガサガサ言うところを見ると蛇がいるし・・ いのしし避けの柵もあるし・・ |
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人家のある場所まで下りてくるまでに、膝が笑い出し、真剣に途中棄権を考えた。 | ||
河を渡って八栗へ。 途中、お遍路の休憩所に居たボランティアの方が、お昼ご飯は「山田うどんがおすすめ!」という。 お昼時は混むから、12時前には山田うどんに着けるから、そこで食べるとよいとアドバイスをもらう。 |
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狭い遍路道を上っていくと、いきなり山田うどんの玄関先にでる。 すでに駐車場には多くの車が入ってきており、食べ終わる頃には行列ができていた。 ボランティアさんのおすすめ、冷やしぶっかけを頼む。 しこしこと腰のあるうどんで、これぞ「うどん県のうどん!」というくらい美味しかった^^ でも、ちょっと高かった・・・ |
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八栗寺まで、ケーブルカーの横を登っていく。 | ||
やはり、坂道はつらく、一歩一歩踏みしめながら登っていく。 今週から暑くなったせいで、歩き遍路をしている人はほとんど見かけない・・ 下の写真、先ほどまでいた屋島寺のある山が見える。 |
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八栗寺に到着。 | ||
86番志度寺まで、自動車道をひたすら下る。 八栗寺に参拝する車がひっきりなしに通るので、車にひっかけられないか、ちょっと怖い。 |
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海岸線沿いに来たので、ちょっと休憩。 風が涼しい。 地元のおじさんが、取り憑かれたように一生懸命、バタ足で泳いでいる・・ |
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再び国道11号に出ると、道の駅がある。 お遍路の休憩ステーションがあるが、家族づれに占拠されていて、ゆっくり休憩できず・・ |
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志度駅前の住宅街の中を進む。 この道の先に志度寺がある。 |
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道沿いに平賀源内の旧邸がある。 |
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本日の目標としていた志度寺に到着。 膝をかばいながら、何とかたどり着いた。 |
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明日は仕事のため、琴電に乗って高松駅前方面に帰る。 あとは87番寺と88番寺を残しているので、次回は80番より前のお寺をお参りすることにする。 |
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ホテル近くの片原町駅から、前回お参りした志度寺まで琴電に乗って移動。 瓦町で乗り換え、志度へ向かう。 |
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前回お参りした志度寺で軽くお参りした後に、87番札所 長尾寺に向かって歩く。 |
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途中で高齢のお遍路さんに遭遇。 少し挨拶をして、互いのペースで歩くことに。 雲天だったが、蒸し暑く汗が噴き出す。 |
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2時間ほどで長尾寺に到着。 | |
まずは本堂にお参り。 | |
山門を入ったところに立派な木がある。 | |
88番札所 大窪寺は最後にしたいため、本日はこれでお終い。 長尾寺から歩いて数分にある、琴電の長尾駅から片原町に戻る。 |
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駅の待合室で着替えをし、振り返ると味わいのある街並みが見える。 | |
志度駅と同じく長尾駅は、琴電の終着駅。 | |
結願(けちがん)のために、高知県の宿毛から電車で5時間かけて高松に・・ 翌朝の琴電始発の長尾駅行きで、88番札所大窪寺に向かう。 |
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大窪寺に向かう途中にある「前山おへんろ交流サロン」に立ち寄り、証明書やバッチなどをもらう。 | |
証明書を発行している間にセンター内を見学。 大窪寺に向かっていくつかのルートを選択できるので、女体山ルートを選択。 |
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ここはきつかった! 晴れていたからいいものの、雨だと怖くて登れなかったかも・・(*´Д`) 女体山の頂上を超えると、しばらく丸太階段を降りるが、ひざに来る・・((+_+)) |
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大窪寺に到着。 山越えルートを選んだので、山門を飛ばしていきなり本堂へ・・ 6年間にわたって続けた歩き遍路を結願しました!(*^▽^*) |
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13時30分のコミュニティバスに乗り、志度バスストップから高速バスに乗り換えて大阪へ・・ |
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